来期の課題

家に帰り 真っ先に入浴

その後、銃を磨く。

2発 発砲。

外した。

悔しい。

それが私の今の実力だ。

今回は罠にかかった獲物。

この実力では 忍び猟にでても 当たらないだろう。

そう、あとは銃の技術を上げなくてはならない。

あんなに近くではずしたら

相手がもし山のなかであったら。

一発はずして むかって来たら どうなるか。

猟期が終った今こそ 

来期にむけて 射撃場で練習しよう。

 

そして 自分の地元の猟友会…。

猟友会は原則自分の居住地で登録しなくてはならない。

でも 猟友会といっても団体それぞれの色がある。しかも 任意。

私の所属している猟友会は 正直ただの登録するだけの団体。

研修制度や猟場の見学などは一切なし。

駆除隊にも働いていたら入れない。

 

猟友会に入会する日 事務局へ行った日

その日は丁度、登録更新日でたくさんの会員の人が集まっていた。

初めての場所だったが、射撃場でも何度か会話した人もいたため、しっかりと挨拶した。

しかし、返ってきたのは

「女なのに銃も罠もやるの?すごいね」

「ちがうことなら たくさん教えられるよ」など

蔑んだような会話

もちろん 相手にせずにさっと登録をすませて

帰ったが なんとも嫌な気分になった。

 

師匠に出会ってからは

師匠の活動してる地元の猟友会の方々とも

お話する機会があったが

「せっかくがんばっているから、イノシシとらせてあげたい」「気にせず 通ってこれるならおいで」といつも温かい言葉をかけていただいた。

 

これは 自分で選んで始めたこと。

だからこそ、自分が1番成長できるところで

修行をつみたい。

無駄なしがらみにとらわれず

信頼できる仲間と共に成長したいと思い。

私は 決心した。

この 決心については もう少し先で書くこととする。