2024-03-19から1日間の記事一覧

来期の課題

家に帰り 真っ先に入浴 その後、銃を磨く。 2発 発砲。 外した。 悔しい。 それが私の今の実力だ。 今回は罠にかかった獲物。 この実力では 忍び猟にでても 当たらないだろう。 そう、あとは銃の技術を上げなくてはならない。 あんなに近くではずしたら 相…

ナイフを使う

解体処理場に到着し 師匠に買ってもらったホットコーヒーをすする。 思った以上に身体が冷えていたことに気がついて何故か笑う。 装備を整えていよいよ解体。 さっきまで生きていた。 まだ 温かい。 吊るして 重さを測る 27キロ 思った以上に大きかった。 …

はずす

引き返して 師匠に再び再会 毎週会っていたのに初めて見るような笑顔でハイタッチする。 小雪が舞う中 現場へ向かう。 日没まで後1時間というところで到着 中くらいのイノシシが罠にかかっていた。 師匠に言われた場所から 落ち着いて引き金を引く。 1発目…

獲物

師匠の住む街から 私の住む街までは車で30分ほどかかる。 帰る途中次の日が桃の節句だったため 道の駅でも桃の花を買いたいと思いつく。 長靴をはいたまま 車をおりて 桃の花を買い 車に乗り込むと、携帯が鳴る。 師匠から、備え付けたカメラに鹿が写ってい…

罠をかける

狩猟の回数を重ねるごとに その地域の地形や生息する生き物の種類がわかってきた。 はじめてみる 塒や餌場には独特の臭いと痕跡があり 見るたびに緊張した。 実は 暇さえあれば山をのぼっていた私だが、 野生の動物に山であったことはほとんどない。 飼いな…

フィールドデビュー

師匠と予定を合わせては 毎週のようにフィールドにでた。 まずは師匠がかけた罠のポイントの見回り。 罠免許も取得したため これもとても勉強になった。 足跡の味方、イノシシのヌタ場と掘り起こしの実態。 実際に目の当たりにすると 彼らの行きている姿が少…

覚悟

フィールドに初めて自分の銃をもって入る。 1年に100近くの登山をする私 熊がでるといわれる登山道も平気で1人で歩く。だって 鈴があれば、ラジオがあれば怖くない。 しかし、狩猟の山歩きは違った。 息をころして静かに素早く進む。 少しの変化も見逃さず…

師匠との出会い

パート2 働きながら狩猟。 たしかに難しい。 まずは勉強をしよう 狩猟者対象の民間が行っている講演会や体験会を検索。 試しに 参加。 参加してよかった。 世界は広かった。 こんなにも若い世代が狩猟にジビエに、自然保護に興味関心をもっているなんて。 …

狩猟期間1年目を振り返る。

狩猟1年目が無事終了。 振り返ると実りある1年目になった。 ◎目標としていたフィールドにでること ◎一通り行い獲物をとり 捌いて食べる。 簡単な目標を立てたつもりであったが 実現するまでとても大変であった。 まず、正直 誰も教えてくれない。 猟友会に入…